2010年3月24日水曜日

習慣化力



 悪い習慣をなくして、いい習慣を身につけたい。みんな知っていて、そうありたいと思うものです、それができずに自分に自信が持てない人もたくさんいます。

では、どうすれば悪い習慣を改めることができるでしょうか。その解決の糸口になる、いい言葉があります。

「意識が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が 変わる
人格が変われば 運命が変わる」

アメリカの心理学者 ウイリアム・ジェームスの言葉です。

 意識が先か、行動が先か、疑問の残る言葉ですが、この言葉のポイントは習慣が変われば人格が変わる点にあります。構想を変えたい、習慣を変えたい、と思う方は多いのですが、なかなか変わりません。変わらない事で自分に苛立ち、否定感を強めてしまいます。だから、おすすめは「何も考えずに行動を変える事」と言いたいのですが、これでは同語反復、「犯罪をなくのは犯罪者をいなくすればいいのだ」みたいな話になってしまいます。

そこでまず目的、目標を設定します。物ではなく挑戦的な、つまり自分の可能性を開く自分になるを目的にして、その実現のためになにをするかを目標にしてもらうのが一番いいです。

目標を達成するために優先順位を整理します。次に重要な事を数多く反復するようにルーティンワーク化します。

一般に目標が達成できない最大の原因が、目標達成するための行動が少なすぎることです。しっかり時間をとるようにして実行することが肝心です。予め時間を抑えておくと、その都度選択する必要がありませんので、忘れることも、後回しにすることも、いまからなにをしたらいいか、考える必要もないのでストレスが大幅に減らすことができます。毎回選択する時間がムダなのです。

これを、就寝前のこどもの歯磨きで考えてみましょう。優先順位の下の方にあるはずです。だから他のことに集中しているので、時間が来ても面倒くさくなります。しかも意識にないですから、毎回面倒だな、どうしょうかなと考えなければなりません。ますます集中から離れる事になるので、先送りします.毎日していることでもルーティンワーク化していないとストレスが生じます。

それでも、過去の慣れ親しんだ習慣が呼び起こされて、決めたことが守れないことが多いのも一般的なことです。浮かぶのが普通です。だからいい習慣を身につけているとどんどん進化するけれど、悪い習慣を身につけていると進化しないが長々と続く、あるいは進化がすごく遅い。もったいない。

それを 意識することが、とても重要です。過去の習慣に流されそうになったときに、新しい習慣にしたいことを思い出すようにします。自分が本当に欲している習慣はどちらなのか。その答えを針路にします。自分が悪い習慣をなくしたいと思っていることに、その都度気がつけば解決します。ポイントは、その都度です。一日の終わりに気がついても手遅れ。その都度を守るようにします。

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