2015年11月21日土曜日

【21世紀を代表する会社の作り方】リーダーシップの基本 肯定的な態度チェック


リーダーシップの基盤になるのは、なんといっても肯定的な構えを言動、表情、態度に一貫して表し続けることです。

理由はみなさんが想像されるように、なにがあっても目的、目標を達成するためですが、それにはなにより部下の勇気づけが必要だからです。勇気づけ、つまり「励まし」はなにより肯定的な構えを相手にも持ってもらうことにあるからです。





肯定的な言葉
・明るくポジティブな言葉を口ぐせにしていますか?
・誰に対しても、挨拶は欠かさず自分から率先してしていますか?
・肯定的な言葉、なかでも「ありがとう」をよく口にしますか?
・愚痴、不平不満、悪口、不安、悲観など否定的な言葉は使っていませんか?


肯定的な態度
・活き活きとした態度、良い姿勢を実践していますか?
・笑顔、微笑みは多いですか?
・感情的な態度はしないようにコントロールしていますか?
・うまく行かない時でも、落ち込まずやり直してみようとしていますか?

肯定的なイメージ
・目標を達成するイメージを頻繁に思い浮かべますか?
・周囲の人が喜んでいるイメージを頻繁に思い浮かべますか?
・ネガティブな感情的なイメージは見方を変えて排除するようにしていますか?
・1日の始まり、1日の終わりには、 肯定的なイメージを思い浮かべていますか?

健康
・毎朝、さわやかに起床していますか?
・食欲はあり、毎朝、朝食を摂っていますか?
・動くことを嫌がらず、運動を楽しんでいますか ?
・体幹筋の向上に気を配っていますか?

肯定的な仲間づくり
・周囲の人は肯定的ですか?
・周囲の人に明るい挨拶や聞き上手などの肯定的な刺激を与えていますか?
・周囲の人にチャレンジする心を奨励していますか?
・周囲の人の幸福を共感していますか?

感謝の視点
・健康に感謝していますか?
・お金や物、自然の恵みに感謝していますか?
・仕事や趣味に感謝していますか?
・先祖、家族、周囲の人々に感謝していますか?

肯定的な視点
・なれる最高の自分になるように意識して暮らしていますか?
・問題を自己成長のチャンスとポジティブに受け止めています?
・何ごとにも、具体的な対策を立て、行動していますか?
・大局を見失わないようにしていますか?




2015年11月20日金曜日

【21世紀を代表する会社の作り方】在り方、価値観はファシリテーションで身につける



21世紀を代表する会社を作るには、ステークホルダーから応援されることが必須条件です。
そこでリーダーシップが重責を担います。

ひとりでも多くがリーダーシップを発揮できると、より迅速に21世紀を代表する会社づくりが進みます。

<リーダーシップ>の定義は人によって違います。違っていいでしょう。しかし内面的な力によって築かれているもので、外面的な力技、たとえば資格や肩書きで<リーダーシップ>は発揮できません。

<リーダーシップ>のあるマネジメントは効果を発揮しますが、<リーダーシップ>のないマネジメントはあり得ません。

マネジメントとは、あらゆる困難を乗り越えて目的を達成することだからです。

<リーダーシップ>は困難に出会えば出会うほど、めざす<北斗七星>から逆算して、進路示し「変化を起こすこと」を厭わないスキルであり、不安を感じる人々に勇気を与える力なのです。す。


<リーダーシップ>がないまま、自信を精神的なものとして、無理に自信を持とうとしても自信は生まれず逆効果になります。<リーダーシップ>は引率力のようなイメージがありますが、ではどのようにして身につけることができ、発信できるのでしょう。


<リーダーシップ>の中核にあるのが、在り方と価値観です。<在り方>と<価値観>は、どんなときにも自分を信頼して行動できる基礎です。在り方は教えることが困難なものですが、価値観は機会を増やすことと、ファシリテーションでの伝え方で浸透させることができます。

ともすれば昔の労働者階層は「自己否定・他者肯定」の構えを巧妙に組み込まれていたかも知れません。しかし現代では通用しません。

ファシリテーションの大きな特徴は、そのポリシーが「自他肯定」に徹している点です。この経験を重ねることで、ファシリテーターから価値観を感じ取り、在り方を磨くようにしてしくようにします。その主役はファシリテーター(グループをまとめる役)にあるわけではなく、参加しているそれぞれ自分自身にあります。

つまり「教える→教えられる」の関係性ではなく、リーダー役を務めるファシリテーターはまとめ役をしているだけなので、参加者は自律的に進んで意見を述べるようにします。意見がでないとファシリテーターはまとめることができません。

これは仕事の仕方そのものと同じです。




















2015年11月19日木曜日

【21世紀を代表する会社の作り方】リーダーシップ 7つの心得




本来無一物


ほんらいむいちもつ

人間は本来、裸でなにひとつ持たずに生まれたことです。だから執着するものがないのが
本来の姿だという意味です。この禅語は、家族や生活を守るために職を失うわけにはいきませんが、もしそうなったとしたらそのとき考えればいいということを諭しています。失敗を恐れていたらなにもできない。挑戦する心が大事だというわけです。これはリーダーシップに通じる、そのものなのです。いろいろ道具があっても、挑戦する心がなければ役に立つことはありません。世の中に失敗はない。諦めたときが失敗なのです。本来無一物が自分の姿だと忘れずに思う存分、力を発揮してください。


そもそもマネジメントやマーケティングがあって起業することはありません。これらは目的達成を最適化するツールです。

リーダーシップは、目的を達成する力そのものです。

高い志を忘れない
情熱を忘れない
信頼を忘れない
プラス志向を忘れない
挑戦を忘れない
行動を忘れない
覚悟を忘れない

これらの態度から優れたマネジメントが生まれ、真摯なマーケティングが生まれます。

マネジメントはどんなに柔軟で優れたものでも、うまくいってると過大評価が起こるので
いつしか官僚的で、慣行化しやすい性質を持っているものですが、
そうしないのはリーダーシップです。

つまり変化を厭わない力を持ったリーダーシップです。

常に最悪の状態を予測、想定して、準備をしていればそうはならないからです。

明確な目的を持ち、チーム全員に行く方向(目標)を鮮明に示すこと。
その目的を達成すると、どうなるかを全員に認識させること。
その目的、目標には大義があること。
目標は北十字星の如きであること。
誰一人として疑う者なく、全員がやれると信じていること。
目標に圧し潰されないようにマイルストーンがあること。
毎日は地味だが目の前の成すべきことに無我夢中で取り組むこと。
マイルストーンを命のように大切にして毎日の達成を祝福すること。
毎日PDCAを回して常に改善を図ること。
常に最悪の状態を予測、想定して、準備すること。
それでも起こったトラブルは楽しむこと。
どんな悪い環境でも、すべてを受け入れること。
ストレスに対して感情の渦に身を置いて逃げ込まないこと。
放置すればその日の内に情熱は失せる、消えない前に全員に火を点けること。


リーダーシップは、組織に芽生える惰性を絶ち、メンバーのあり方と行動が変容するようにモチベーションアップし、企業に新しい文化や習慣をもたらすエネルギーそのものです。変化を起こす力だといえます。

これらの態度、行動ができない場合、変革時ではリーダーシップ不足が起こります。すると推進力に欠け、難局を乗り切るパワーを手にすることはできなくなります。





2015年11月18日水曜日

【21世紀を代表する会社の作り方】 リーダーづくり



すべてのビジネスはコミュニケーションの在り方に依存しています。人との関係の仕方です。ビジネスに於ける対人関係とはステークホルダー(利害関係者)に集約されます。

これらの人々との関係の仕方がポジティブであることは成功の条件です。誰だって幸せになりたいわけで、否定されたい者はいませせん。

ですから、応援される会社、愛される会社はネガティブな側面に集中せずに、ともに喜べるWINーWINを実現することに集中します。業績が芳しくない人たちはWINーWINに意識はなくWINーLOSで頭がいっぱいだと思います。だからその通りの結果を引き寄せています。


人間関係の仕方には4つあります。
  • 私もOK、あなたもOK
  • 私はOK、あなたはNO
  • 私はNO、あなたはOK
  • 私はNO、あなたもNO
本当に肯定的な構えの人は、人間関係の仕方が「私もOK、あなたもOK」です。
あとの三つはどれも否定的な構えです。否定的な人とコミュニケーションして楽しいわけがありません。つまり売れない、買いたくないという現象が起こって当たり前です。


成長する会社は意識的に人間関係の仕方が「私もOK、あなたもOK」である人を育てています。その手法がファシリテーターによるファシリテーションです。これができるようにするには会社的な意識の統一が必要です。ファシリテーションでめざしているのは、自律できる従業員の育成と、リーダーシップのあるリーダーづくりです。彼らに期待するのはステークホルダー満足度の最強化です。











21世紀を代表する会社の作り方 プロローグ



「21世紀を代表する会社」といえば誰もが大企業で、しかも先取性があり、すこぶる順調な業績を右肩あがりで叩き出している。そんなイメージを抱くと思います。

でも、小粒でも地方で素晴らしい展開をされていて、多くの人から応援されている中小企業もあります。「21世紀を代表する会社」に条件付けをすれば、たとえば「21世紀の札幌を代表する会社」とすれば、ぐっと身近になってきます。

最初からあきらめるのではなく、まず実現可能な単位にして、札幌から道央、さらに北海道、北日本、全国と達成するごとにアップグレードしていけばいいのです。大事なことは「北斗七星」をめざすかどうかです。





それには、まず人間関係の仕方を自他肯定の姿勢を現実にすることです。ポジティブ、ポジティブと言っても、自他肯定の姿勢のないところに、ポジティブな態度は築けません。ポジティブでない人にPDCAは回せません。PDCAが回せない人に、成長はありません。

なぜなら、すべて人間が判断して、人間が行動で成し遂げることだからです。

自他肯定の姿勢を築けない人には理由がありますが、それは個人的な問題ですので、仕事に就く以前に解決することです。しかし組織というのはありがたいもので、仕事をしながら個人的な問題を解決するチャンスも与えてくれます。

ほとんどの場合、会社の目標には、それが含まれています。

「21世紀を代表する会社」という目標なんかは、打ってつけです。

では、「21世紀を代表する会社の作り方」と併せて「21世紀のあなた」を作っていきましょう。まず科学的な自己分析で自分が見えてきます。