2013年7月19日金曜日

ビズ・アサーティブと幸福生産性


お互いの妥協点を探るというと「我慢」のイメージがちらつき消極的な印象を受けます。
お互いの違いを否定せずに、ただ受容するだけでは、ノン・アサーティブ(非自己主張的)あるいはアグレッシブ(攻撃的)になる可能性があります。自分を大事にするように、同じように相手も大事にする。共感力があってこそ接点をアサーティブに見出すことができます。

アサーティブとは、積極的に自己主張することです。「積極的に自己主張」というと誤解される方もいますが、攻撃的に自己主張することではありません。

他者に対して、自分の考え、意見、感情を抑圧して遠慮がちになるのがノン・アサーティブ(非自己主張的)。
他者に対して、自分の考え、意見、感情を押し付けて支配的になるのがアグレッシブ(攻撃的)です。

つまりアサーティブとは、自分の考え、意見、感情を「率直、誠実、対等、自己責任」で表現するものです。

ノン・アサーティブ、アグレッシブには、アサーティブの柱である「率直、誠実、対等、自己責任」が不足しています。不足する理由は、人によって仕組みが違いますが、意識すること、さらに仕組みを知り変えるこで不足をなくすことはできます。

マートワンが提唱する「ビズ・アサーティブ」とは、これをビジネスの現場に落とし込むことですが、ノン・アサーティブ、アグレッシブな人が多いので、決して簡単ではありません。

しかし社内、社外、さらに従業員個人個人の意識がWINーWINに変わり、そのプロセスを通じて「幸福生産性」という概念が生まれます。



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