一日のあれこれを片づけた後に学習に向かう人を「出来る人は違う」と考えがちですが、そんなことはありません。そんなふうに考えるからモチベーションは下がります。
小学生の勉強と同じで出来る子は、家で予習しているからできるんです。
先に答えを知っているから先生の話が入ってくるのです。
しかも予習は自主的なものですから頭に入り やすいのです。
もっとも予習の習慣をつけるのも大変ですが、習慣をつける要領は同じです。
大人も同じで、することを決めている人は実行が早いし、無意識の内に予習もしています。
眠っていても考えていたりします。
人生は時間がすべてなのです。
ですから、目的、目標に必要なスキルを使うようにしたらいいのです。
その範囲では他者以上のスキルを持つようにする。
目的、目標に必要なスキルもあるし、そうでないスキルもあります。
目的、目標を達成するには、それ以外の専門スキルを捨てる気迫が必要です。
主体的に暮らすとは問題を乗り越 えていくことです。
自分の人生を自分の手にすること。
それには自分の内側で、必要なことしかしないように自然に淘汰することです。
よく 時間管理の本では、細切れ時間の使い方の話が出てきます。
手帳の使い方も同じですが、他者の成功事例には受けとめかたの注意が必要です。
私なんかもさんざん振り回されました。会社単位で振り回されていることも少なくありません。この世には「嘘ではない嘘」があります。
「嘘ではない嘘」とは、言葉通りです。
人に伝えるときにそういう表現、つまり「嘘ではない嘘」になるだけで、実は無意識にできていることがあります。
自分がしていること、見たことを伝えるには、論理的に置き換えないと相手は理解できません。そのときに「嘘ではない嘘」が出来てしまいます。ですから、聞く側は自分には真似ができないような高いところに相手がいるように感じます。人間は何でも論理的に行動しているわけではないので、できない 自分に自信を失っていく。
「嘘ではない嘘」は必要でないことまで要求してしまうことがあります。
「嘘ではない嘘」を見分ける方法は難しいです。
コツは予習です。
トライ&エラーを繰り返しておくと、自分が求めていることが無意識にも受け皿ができているので、理屈じゃなく腑に落ちる。
ですから、まずは、なにが必要で、なにが不要なのか。じぶん力を見える化しましょう。
じぶん力を「見える化」するとは、自分のスキルを棚卸しして、目的・目標達成に必要なスキルをはっきりしておく。
その次に「嘘ではない嘘」に気をつけて必要なスキルだけは身につける。
最小限の必要なスキルはどうしても必要です。これだけはナニがなんでも無我夢中で身につける。ものすごく難しいと思うかも知れませんが、そういう実はスキルは簡単なのです。
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