同じことは、組織にも言えます。
わたしは、チェーン展開する企業の業績改善を引き受けた場合、どこか一箇所に成功させます。
そうすると雪崩れを打ったように、水平展開が始まり、全店に広がります。
車座をテコにして、既成観念を打ち破るのです。
最初は、そんなことできるわけがないと言っていた連中が、嘘のように熱心にやります。
これを見ても分かるように、「きっとやれる」「やれる」と信じると、やれてしまうのです。
子どもと同じです。子どもは友だちがやっているのを見て。やりたいと思うと、友だちがしているのを真似て挑戦します。そしていつの間にか同じように遊んでいます。
「やれない」と言っていた連中が、やれるようになっていく、その変わり用のプロセスでなにもしません。わたしは見ているだけです。
勝手にやっってくれます。
同じことを他の会社でプレゼンしても、やはり最初は「自分たちにできる」と思わないので、食いついてこないし、やらせてもできません。
それでもやらせますが、いくらやらしてもうまくできません。
そこで目星をつけた1箇所(店)にやらせます。うまく行き始めると、どんどん良くなります。
それを見ていた他のマネジャーも、やり出します。やはり水平展開が起こり、全店がやれるようになります。
なんのことない。やれると信じる力の偉大さです。個人でも、組織でも同じです。
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